椅子の裏ってどうなってるの?
マルニ木工の椅子の座面には板座(いたざ)、張座(はりざ)があります。また張座の中にはカバーリング仕様と張込(はりこみ)仕様があります。
今回はHIROSHIMAアームチェアの座面裏を参考に、それぞれの座面の違いと仕様変更について説明をしていきたいと思います。
板座(いたざ)
名前の通り板の座面になります。クッションが付いていない木の板の座面です。HIROSHIMAアームチェアの場合、裏面の構造が張座と少し異なっています。
張座(はりざ)
座面に布やレザーを張っている物を張座と呼んでいます。そして張座の中には、カバーリング仕様と張込(はりこみ)仕様の2種類があります。
カバーリング仕様
座面にカバーを掛けてある仕様で、お客様ご自身でカバーを取り換える事が出来ます。
カバーリング仕様のアイテム
HIROSHIMAシリーズ 張座 ※布張りのみ、レザーは張込仕様
Lightwoodシリーズ 張座(レザー含む)
ENシリーズ 張座 ※布張りのみ、レザーは張込仕様
カバーのみの販売もしていますので、カバー交換でお部屋の模様替えなどお気軽にできるのが、このカバーリング仕様のおすすめポイントの一つです。家具を含めたお部屋の模様替えは「買換え」「配置場所替え」など、少し大がかりなイメージがありますが、カバーリング仕様の場合は座面の変更だけで印象を変える事が出来ますので一つの選択肢としてご検討ください。
また汚れた際もカバーを外してドライクリーニングをしていただく事も可能です。
カバー販売ページはこちらから
HIROSHIMAアームチェア カバーの張り替え方もぜひ参考にしてみてください。
張込仕様
座面に直接打ち込んである仕様です。
普段は見えない座面裏ですが、張込仕様も座面打ち込みのタッカーが見えないように美しく加工しているのも、マルニ木工のこだわりポイントの一つです。
張込仕様のアイテム
HIROSHIMAシリーズ 張座 ※レザーのみ、布張りはカバーリング仕様
Roundishシリーズ 張座
Takoシリーズ 張座
ENシリーズ 張座 ※レザーのみ、布張りはカバーリング仕様
レザー場合、素材の特性やデザインのバランスを考慮して、カバーリング仕様、張込仕様を使い分けています。
張込仕様はアイテムにより座面のみの交換、もしくは工場での張り替えが可能です。工場対応の場合は専任の職人が丁寧に対応いたしますので、安心してお気軽にご相談下さい。
張り生地の特性
MARUNI COLLECTIONで採用している生地の多くは、その経年変化も含めてお楽しみいただけます。
生地の特性についてはコラムをご確認下さい。
ウールの経年変化について
TWILLについて
皮革について
minä perhonen dopについて
じっくりと使用シーンをご想像いただき、お好きな仕様をお選び下さい。