工芸の工業化
100年経っても世界の定番として愛される、精緻で優れたデザインの木工家具をつくり続け、何気ない日常を美しく、心を豊かにします。
創業者である山中武夫は、少年時代を過ごした広島県の宮島で木を用いた伝統工芸が、まるで手品のように自在に形を変えていく「木の不思議さ」に魅了されていきます。
その後、当時としては技術難度の高い「木材の曲げ技術」を確立し、それまで手工業の域を出なかった日本の家具工業に対して、「工芸の工業化」をモットーに「職人の手によらない分業による家具の工業生産」を目指しました。