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COLUMN コラム

機能的で肌触りの良いウール生地

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布のバリエーション

「ウール=冬の素材」「チクチクして不快」——そんな印象をお持ちの方も多いかもしれません。
けれどもMARUNI COLLECTIONでは、ウールを多くの張地に採用しています。今回は、その理由をご紹介します。

夏場のウールは涼しい?

ウールはコートやセーターなど冬の衣類に使われることが多いため、「暑そう」と感じる方もいらっしゃると思います。しかし、ウールは本来、羊の毛からできた天然素材。羊たちは一年を通じてウールの毛に包まれており、真夏でも過ごしています。

実はウールは汗が蒸発する際に気化熱を取り除くという特徴があるため、夏も涼しく過ごすことが出来るのです。

ウールの経年変化

ウールはチクチクするというイメージを持っている方も多くいらっしゃいます。実際、ショールームでも、手に触れる前からウールを避けられる場面を見かけることがあります。

ただ、MARUNI COLLECIONで使用している張地の多くは、時間とともにやわらかく育つことを前提としたウール生地。木部と同様に、経年変化を楽しめる素材です。丁寧にお使いいただくことで、繊維がほぐれ、椅子全体にやさしく馴染んできます。

使い続けて頂くことで一つ一つの味が出てくる家具。その家具に同じ経年変化を楽しむことの出来る張地をお選びいただくことで、より長く楽しく家具と暮らしていただけると思います。

家具とウール

ウールには、撥水性や型崩れしにくさといった、家具の張地に適した特性もあります。
よくお客様に汚れたときに洗濯は可能ですか、というご質問を受けます。たしかに心配ですが、ウールは羊の毛の天然の油分があるため水分を弾きやすく、飲み物などをこぼしても乾いた布で拭き取れば跡が残りにくいのです。

MARUNI COLLECTIONのHIROSHIMAやLighwoodシリーズは、カバーの取り外しもご家庭で簡単にできます。ただし、洗濯はドライクリーニングをお勧めしております。型崩れしにくいのですが、洗濯による縮みで椅子にはまらなくなってしまう事がありますので、その点だけご注意下さい。

お選びいただける張地には、織りの密度や風合い、色味もそれぞれ異なり、「ウールはこう」という固定観念をきっと覆してくれるはずです。

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2019/02/07

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