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2019/05/23

プロダクトストーリー“三次元”

「プロダクトストーリー“三次元”」

三次元と聞くと難しい印象を持たれるかもしれませんが、実はHIROSHIMAアームチェアの誕生には関わりの深い言葉です。マルニには手先が器用で熟練の技を持つ職人もいますが、CNC(数値制御)機械をまるで生き物のように自由自在に操る、「職人技を数値化する職人」がいるのです。HIROSHIMAアームチェアの加工には5軸CNC機を使います。これは幅・奥行き・高さの3次元空間の中をプログラミングで設定し、いろいろな刃物を使いながら木を削る機械です。

マルニ木工公式ウェブサイトはこちらです。

工芸の工業化

この機械自体は、お金を払えば誰でも購入できる一般的なものです。ポイントはどう使いこなすかというプログラミングにあります。どのような順番、スピード、角度で木を削れば最も品質的に安定し、次の工程の作業が楽になり、コストを抑えることができるかという難題を、試行錯誤しながらプログラミングします。しかもゴールはなく、日々微調整を重ね、1秒1ミリといった些細な改善の繰り返しをしています。HIROSHIMAアームチェアは、発売当初の10年前は月にわずか40脚しか生産ができませんでしたが、いまではその20倍程度を生産できるまでに生産能力が改善されました。まさに「工芸の工業化」というマルニが創業以来大切にしている理念を実現している分かりやすい事例です。

機械業者もびっくり

ある時、機械の調子が悪くなり、業者の方が点検に来られました。機械の状態をチェックして驚かれていました。「色んな企業に使っていただいているが、こんな使い方をしている会社は見たことがない。」マルニのプログラム職人は、製造した会社でさえ想定していないほど、自由自在、縦横無人に機械を操り、その能力を最大限に引き出していたのです。

HIROSHIMA Arm Chairのページはこちらです。

そんな機械を実際に見ることが出来るファクトリーツアーを年に数回開催しております。開催概要、日程等の詳細はマルニ木工オフィシャルサイトの新着情報、またはmarunihiroshimaインスタグラムをご確認下さい。

HIROSHIMAアームチェアが出来るまでの5部作を予定しておりますので、次回が最終回です。どうぞお楽しみに。

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