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2019/02/07

布についてのあれこれ@

布のバリエーション

家具メーカーでなぜウールの話?と思われる方もいらっしゃると思いますが、ウールは今のマルニコレクションには切っても切れない関係です。オンラインショップに掲載している張地の種類は全部で9種類。そのうち5種類に比率の違いはあれどウールが採用されております。ウールというと冬は暖かそうだけれど夏は暑そう、チクチクする、といったイメージをお持ちのお客様が多く、ウールは選択したくないというお話をよく聞きます。
ではなぜマルニコレクションにはこんなにもウールを採用しているのか。今回はそんな疑問にお答えします。

布の説明ページはこちらです。

夏場のウールは涼しい?

ウール素材はよく冬季のコートなどに使用されているため、寒い時期の布というイメージが強いと思います。しかし、考えてみるとウールは羊の毛からできている天然素材です。冬のみに限定される素材であれば、羊たちが夏場、どんどん熱中症になっていてもおかしくありません。でもそんなことはなく、羊たちは快適に夏を過ごしています。実はウールは汗が蒸発する際に気化熱を取り除くという特徴があるため、夏も涼しく過ごすことが出来るのです。

ウールの経年変化

ウールはチクチクするというイメージを持っている方も多くいらっしゃいます。現にショールームで接客をしている際も、触る前にウールを避ける方もいらっしゃいます。まさに毛嫌い!チクチクに関してはそれぞれの方々で感じ方が異なりますので、一概にまとめる事は難しいのですが、マルニコレクションに採用している張地の多くは経年変化をお楽しみいただけるウールを採用しております。丁寧にお手入れをしながらお使い頂くことで、やわらかくなり、椅子に馴染んできます。この経年変化はマルニ木工が木部に関して、お客様にお楽しみいただきたいコンセプトと同じです。使い続けて頂くことで一つ一つの味が出てくる家具、その家具に同じ経年変化を楽しむことの出来る張地をお選びいただくことで、より長く楽しく家具と暮らしていっていただけると思っています。

マルニ木工公式オンラインショップはこちらです。

家具とウール

ウールはなぜ家具の張地に適しているのでしょうか。それは撥水性に長けていて、型崩れしにくいからです。よくお客様にカバーの取り外しは可能ですか、洗濯は可能ですか、というご質問を受けます。皆様、汚してしまった時のことをとても気にされます。そのお気持ちはもちろん理解できますが、ウールを選択することで、少し心配が軽減されます。ウールは撥水性に長けているとお伝えしました。何かをこぼしてしまった場合も、すぐに乾いた布等でふき取って頂ければシミになることも少なくなります。とはいえ、マルニコレクションのHIROSHIMAやLighwoodシリーズはカバーの取り外しもご家庭で簡単にできます。ただし、洗濯はドライクリーニングをお勧めしております。型崩れしにくいのですが、洗濯による縮みで椅子にはまらなくなってしまう事がありますので、その点だけご注意下さい。

オンラインショップでは29種のウール100%、もしくはウール混の張生地をご用意しております。それぞれ異なった織の特徴がありますので、ウールに対するイメージを忘れ、選択肢の一つとしてご検討頂ければと思います。
別の機会に織の違いについてお話しします。

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