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COLUMN コラム

APPLE PARK/アメリカ

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Apple Park

ご存知の方もたくさんいらっしゃると思いますが、Apple Parkとは、アメリカ・カリフォルニア州クパチーノにあるAppleの新本社ビルを中心とする施設の総称です。
世界的な建築事務所、フォスターアンドパートナーズが手掛けた新本社ビルは床面積26万㎡のドーナツ型の4階建てガラス張りで、約1万2,000人が働いています。Apple Park内には、新本社ビルのほかに、創業者のスティーブ・ジョブズに因んでスティーブ・ジョブズ・シアターと名付けられた1,000名収容の劇場の他、フィットネスセンター、研究施設、ビジターセンター、一般開放される3階建て3,000席のカフェやアップルストアなどが作られています。電力はすべて再生可能エネルギーを使用する巨大な施設です。
この新本社ビル内に「HIROSHIMAアームチェア」を数千脚納品させていただきました。残念ながら施設内は写真撮影が一切NGのため、掲載可能な画像と共に視察時の様子をお伝えしたいと思います。

ビジターセンターへ

まずは一般公開されているビジターセンターへ。平日の昼過ぎに訪問したにも関わらず、観光客らしき人々でとても賑わっていました。2階建てで、1階にはApple全製品とApple Parkの模型、カフェ、そしてここでしか買えないお土産物が販売されています。ここのカフェスペースでもHIROSHIMAアームチェアが使用されています。思わず腰掛け、何とも言えない感慨深い気持ちになりました。
2階に上がるとドーナツ型のApple新本社ビルの一部が目の前に現れ、その巨大さと美しさに圧倒されます。今から内部の視察をするかと思うと気分がとても高揚しました。


いよいよ本社ビル内へ

30分ほどの滞在でしたが、外観からの想像以上にビル内は一切の無駄がなく、細部にまで配慮が行き届いた完璧な空間でした。まさにミニマリズムを追求し、Appleの哲学が貫かれた素晴らしい空間です。木をふんだんに使用し、柔らかくどこかホッとする空間でありつつ、静寂や緊張感といった要素も感じられます。
恐らく世界で最もデザインに厳しく、妥協しないAppleに「HIROSHIMAアームチェア」が採用されたことは、マルニ木工の長い歴史の中でも後世に語り継がれるエポックメイキングな出来事になるでしょう。
大きな自信に繋がる反面、改めて更なる高みを追求しながら100周年に向けて邁進していきたいと思います。

Source: wallpaper*

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2018/12/06

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