336ébisu/東京
336ébisuは、恵比寿駅から徒歩15分ほどの静かな住宅地の中にあるレストランです。
こちらでは、テーブル席にはHIROSHIMAチェア、カウンター席にHIROSHIMAスツールHighを使っていただいています。
336ébisuという名前は、お店の住所から取っているとのこと。修行されたフランスのお店も同じように住所から名前を取っており、そのリスペクトだそうです。
カーテンからふんわり自然光が入り、ヨーロッパの建物のようなアーチで柔らかく区切られ、静かな心地良い空間で美味しい料理とドリンクが楽しめます。
今回は、ランチコースをいただきました。
ランチコースは4,600円。日によってメニューや品数は少しずつ変わるそうです。
訪問させていただいた日のコースでは、ひよこ豆のフムシュ(フムス+シュー)とひよこ豆のファラエル(コロッケ)から始まり、エビとアボカドのサラダ仕立て、カツオのたたき、牛のタルタル、クロダイ、鴨肉、デザートと、盛りだくさんな内容でした。
左側の写真はクロダイと、ファッロ(スペルト小麦)とコーンのリゾット。
クロダイとリゾットを一緒に食べても別々に食べても美味しく、コーンの甘さを感じ、つぶつぶとした食感が新しい感覚でした。クロダイの横に添えられた北海道産のトマトは、画家のゴッホから名前を取った「ファンゴッホ」という名前のトマトだそうです。
知らない食材の名前も沢山で、食の世界はとても奥深いです。
右側の写真はフランスの鴨の胸肉。
肉厚な鴨の下には椎茸・平茸・ジロールなどきのこがたっぷり隠れており、きのこのうまみと香ばしさも相まってたまらない一品でした。
国内外の食材を組み合わせ、スパイスや食材自身の味がアクセントになっていたり、フレンチがベースで意外と和食や中華料理のような風味を感じたり、色々な発見や新鮮さもありながら、間違いない美味しさでした。
飲み物はワインがメインですが、お酒を飲めない方にも美味しいノンアルコールワインのご用意があります。ワイン好きな方に向けたワインを楽しむ企画もされているようなので、いつ参加しようかな…と考えています。
なお、お昼は予約のあった時だけオープンされているので、予約必須です。
写真のイメージからドアを開けるまでは少し緊張してしまいますが、お店の中は柔らかな雰囲気が漂っており、実は、愛犬とも一緒に入れる優しいお店でした。
駅から少し足を伸ばして、何もない日にも、少し特別な日にも訪れたい場所です。