2023.12.18
HIROSHIMAアームチェアを広島市のふるさと納税返礼品として提供開始
12月6日(水)よりHIROSHIMAアームチェアを広島市のふるさと納税のお礼の品として提供開始しました。
G7広島サミットの開催を機に、国際平和文化都市としての広島市の魅力を感じていただけるよう、G7関連の返礼品の1つとして追加されました。
広島市 ふるさと納税返礼品 追加アイテム
提供開始アイテムは、G7広島サミットで採用されたものと同じ仕様のHIROSHIMAアームチェア。
ふるさとチョイスで掲載し、申し込みを受け付けています。
HIROSHIMAアームチェア(張座)
No.2976-31-5191
樹種:オーク
塗色:ナチュラルホワイト(NL-0)
張地:L-01 マルニスムース 5191 ブラック
下記ページより、返礼品としてお選びいただけます。
HIROSHIMAアームチェア(張座)オーク・レザー – 広島県広島市|ふるさとチョイス
INDEX
マルニ木工のモノづくり
マルニ木工の工場は、広島市中心部の市街地から車で1時間ほどの山あいの場所、広島市佐伯区湯来町にあります。見渡す限りの豊かな自然だけでなく、温泉や牧場もあり、のどかな場所です。
広島市ってこんなまち
広島市は、多島美を誇る風光明媚な瀬戸内海に面し、四季を織りなす緑の山々に囲まれています。また、市街地には6本の川が流れる美しい都市です。面積は906.69㎢(令和3年10月)で、東西は約47kb、南北は約35kmあります。
人口は、令和3年10月末で約199万人です。広島市は、令和元年に市制130周年、浅野氏広島城入城400年を迎えました。こうした長い歴史を持つ本市は、多くの先達、市民の努力により、被爆の惨禍を乗り越え、世界的にも高く評価されるとして発展してきました。引用:広島市 市民くらしのガイド 2022-2023年度 P.14より
木工工芸が盛んな広島県の宮島で生まれ育ち、自由自在に形を変えていく木という素材の魅力に気付いた、創業者・山中武夫。
当時、家具は職人の手による工芸品で、とても高価なものでした。エ程を工業化することで価格を下げ、より多くの人に良い商品を届けて日本の生活文化を高めたい。
その志から「エ芸の工業化」をモットーに、職人と機械の分業による工業生産を目指しました。
時代は移り変わっても、今なお、暮らしの中で息づく美しい家具への想いは変わりません。
広島から発信する、世界に通じるデザイン感性、日本独自の木に対する美意識、精緻なモノづくりの技。マルニ木工でしか生み出せない家具を求めて、これからも木と向き合い、モノづくり一筋に努めていきます。
HIROSHIMA アームチェア とは
目指したものは100年使っても飽きのこないデザインと堅牢さを兼ね備えた家具。
マルニ木工から世界に向けて発表する商品をMARUNI COLLECTION(マルニコレクション)と呼び、開発パートナーに世界的なプロダクトデザイナー深澤直人さんを迎え2008年「HIROSHIMA」を生み出しました。
開発当時「HIROSHIMAという名前はどうだろう」と深澤直人さんより提案がありました。
広島出身のマルニ木工にとって、「ヒロシマ」という響きは単に生産地の名前というだけでなく、平和の象徴である一方で時に原爆の悲惨な情景を連想する言葉でもあり、簡単に賛成できるものではありませんでした。
そんな折、深澤直人さんから
「HIROSHIMAという名前は平和の象徴として世界の多くの人が知っていて、一度聞くと忘れない。これからは地方の中小企業がダイレクトに世界へ発信し、積極的に繋がっていく時代になる。マルニ木工がこれから本格的に世界展開をしていく上で、とても相応しいネーミングだと思う。」
と話してくださり、これに賛同する形でようやく「HIROSHIMA」という名を冠したプロダクトが発表になりました。
結果的にこのネーミングと商品のデザイン/コンセプトが世界で強烈なインパクトを与えることに成功し、発表から約10年。
Apple新本社アップル・パークに数千脚納品したという話題もあわせて「HIROSHIMA」という名は一気に世界へ広まり、2023年5月G7広島サミットでも使用されました。