今回は、大阪・あべのハルカス近鉄本店2階に4月にオープンした、KAFFE OTTE（カフェ オッテ）に伺いました。
デンマークの冬は日が短く、日の出から日の入りは7時間ほどになるそうです。そんな暗く長い冬があるからか、居心地の良い空間や時間を大切に過ごすヒュッゲの文化があります。KAFFE OTTEは、幸せな暮らしのヒントとなる北欧・デンマークのライフスタイルを体感できるカフェです。
淡いイエローを基調とした店内は、可愛らしさもありますが、どこかしっとりと落ち着いていて、心地良い北欧の家の中のような雰囲気です。

デンマーク語で数字の「８」 を意味する“OTTE（オッテ）”。
デンマークのライフスタイルをお手本にしながら、「お客様が週に８回楽しみたくなる空間やパン、サービスを提供したい」という想いが込められています。 ひとりでも、大切な人とも、食事でも、お買い物でも「週８回行きたくなる」ような、心温まる空間をお届けします。 近鉄百貨店 ニュースリリースより

会話が弾みそうな丸いテーブル席にはRoundishチェア、一人でもゆったりと過ごせそうな中央奥の大きなテーブル席にはHIROSHIMAアームチェアをお選びいただきました。木材の色味の違いが心地良いグラデーションになっています。

今回は、スメアブロプレートとサンドイッチプレート、デンマークティータイムプレートをいただきました。

スメアブロは薄く切ったパンの上にバターを塗り、お肉・お魚や野菜などを彩りよく重ねたデンマークの伝統料理です。
サーモンとディルクリームチーズのスメアブロは、爽やかでシンプルな組み合わせでディルの香りが良く、お酒にも合いそうです。ロースハムとマリボーのスメアブロは、上に乗ったチーズはサクサクでと、マリボーチーズは濃厚でハムの味わいが混ざり合い、一枚一枚に幸せが詰め込まれていました。

サンドイッチは、トマトがとてもフレッシュでみずみずしく、パンは外がカリッ、中はふわっとしていました。

それぞれのプレートはポテトとサラダが添えられスープが付いているので、意外とボリュームがあり、お腹いっぱいになりました。

デンマークティータイムプレートは、デニッシュをショーケースの中から選ぶことができ、今回はチーズケーキのデニッシュにしました。デニッシュはサクサクで、チーズケーキの酸味で程よい甘さ。たっぷりと入ったホイップクリームで、幸せな気持ちになりました。
デニッシュの隣にはデンマークの紅茶のゼリーが添えられており、上品な香りが爽やかで、すっきりと締められます。

デンマークの夏のはじまりの味、エルダーフラワーのスカッシュを一緒にいただきました。お食事とご飯と合わせると華やかに、デザートと合わせるとすっきりと爽やかな、大人の香りでした。

店内では、みなさまゆっくりとお話を楽しみながら、お茶やお食事を楽しまれている様子でした。レジを挟んで反対側には、食品や雑貨も販売しています。見た目にも可愛く、選ぶのが楽しい素敵なものばかりでした。

KAFFE OTTEは、先日オープンしたmaruni osakaから電車で5駅。ぜひ実際にお食事しながら家具もご体感ください。