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目指したものは100年使っても飽きのこないデザインと堅牢さを兼ね備えた家具。マルニ木工から世界に向けて発表する商品をMARUNI COLLECTION(マルニコレクション)と呼び、開発パートナーに世界的なプロダクトデザイナー深澤直人を迎え2008年「HIROSHIMA」を生み出しました。
124,300 円(税込)
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「デザイナーの要望が100%通ってしまうのではなく、そこに技術者の経験に基づく知識やアイディアなど押し返しがあって、はじめて練り上げられた商品になる」
私たちはこうした考えを共有し、まさに共創によって商品を生みだしています。特に「HIROSHIMA」シリーズは、木に対する日本的な美意識やそれを生活文化の中で生かしてきた技術を反映させ、無塗装に近い自然な木肌の仕上げを用いています。2009年のミラノサローネで展示した「HIROSHIMA」シリーズには多くの注目が集まり、現在では、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、アメリカを始め、世界30か国(2022年現在)において展開されるコレクションに成長しました。世界的なデザイン感覚と日本独自の木に対する美意識、そして精緻なモノ造りの技が融合したこのプロダクトは、マルニ木工にしか生み得ない「日本から世界へ発信する家具」であり、匠の技が生んだ美しさの結晶です。
「もう少しトカシて欲しい。」深澤直人さんから発売前の試作品に対して言われた要望です。
HIROSHIMAアームチェアの一番象徴的な部分でもある、背もたれからアームにかけての接ぎの部分を指しておっしゃられました。この椅子は有機的な造形で2次元の図面上では確認できない曲線がたくさんあります。“トカス”とは、木の表情をより柔らかくする、面を磨き落とす、山の稜線のようにぼかすといったニュアンスを表現しています。原寸の試作品を見ながら一つ一つ最適な線がどこなのかを試行錯誤してHIROSHIMAアームチェアが出来上がりました。
良質なスタンダードを生み出すためには、かたちと共に、座り心地の良さ、強固な構造と扱いやすい軽さの両立、木の良さを生かした繊細な仕上げなどが必要だと考え、そこにこだわり抜いたHIROSHIMAアームチェアは見る、座る、触る全ての触覚に対して心地よさを提供します。
マルニ木工から世界に向けて発表する商品をMARUNI COLLECTION(マルニコレクション)と名付けました。アートディレクターの深澤直人さんは「人間的な温もりがありながら、精緻で清浄なイメージがこのコレクションで目指すものです」と語ります。
開発当時「HIROSHIMAという名前はどうだろう」と深澤直人さんより提案がありました。広島出身のマルニ木工にとって、ヒロシマという響きは単に生産地の名前というだけでなく、平和の象徴である一方で時に原爆の悲惨な情景を連想する言葉でもあり、簡単に賛成できるものではありませんでした。そんな折、深澤直人さんから「HIROSHIMAという名前は平和の象徴として世界の多くの人が知っていて、一度聞くと忘れない。これからは地方の中小企業がダイレクトに世界へ発信し、積極的に繋がっていく時代になる。マルニ木工がこれから本格的に世界展開をしていく上で、とても相応しいネーミングだと思う。」と話してくださり、これに賛同する形でようやく「HIROSHIMA」という名を冠したプロダクトが発表になりました。
結果的にこのネーミングと商品のデザイン/コンセプトが世界で強烈なインパクトを与えることに成功し、発表から約10年。Apple新本社アップル・パークに数千脚納品したという話題もあわせて「HIROSHIMA」という名は一気に世界へ広まりました。
マルニ木工の家具が根強い人気を保っているのは、やはり使うごとにその強さと使い易さを実感していただけるからでしょう。マルニ木工独自の品質保証制度を実施しているのも耐久性に自信があるからにほかなりません。
どうしてマルニ木工の家具が強く、使い易いのかをご説明するとまず素材管理。 厳選された素材を吟味することはもちろん、マルニ木工の厳しい基準をクリアしたものを使うことで加工後の高い精度、耐久性がお約束できるのです。そして商品は受注生産によって製造されます。お客様からのご注文をいただいてから組立加工をいたしますので、安心してお届けできます。(※一部製品は除く)使い心地のため、デザイナーから提供されたデザインに90年以上脈々と受け継がれてきた木製家具の知識を取り込み設計しております。そして完成した商品はテストを受け、使い心地はもちろん耐久性の検討も合わせ行いさらに改善されていきます。 このようなプロセスを経ているからこそお客様の信頼をいただいているのです。
マルニ木工では良い家具を愛着をもってお使いいただくためにアフター保証を設けております。万一商品に関するトラブルなどがあっても当社は独自の品質保証制度を実施しておりますので安心です。
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張座の制作工程
サイズ感・座り心地について
製品コンセプト
商品番号 HIROSHIMAアームチェア(板座)
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カラーバリエーション
シャープな輪郭はそのやわらかな造形をより際立たせ、見る角度によって表情が変わる美しいシルエットが生まれています。なだらかな曲面や脚へつながる接合部は、継ぎ目が目立たないように合わせられ、丹念な手仕事によって仕上げられています。
わずかにふくらみを持たせたアームに肘を掛けると、木肌のすべすべとした優しい手触りを感じていただけます。ゆとりのある広い座面となだらかな背もたれは、しっくりと身体に馴染み長い間過ごしても疲れにくように設計。チェアに身体をあずけ、ゆったりと寛ぎたい方におすすめのアイテムです。
わずかに桃色がかった優しい色合いと、きめ細い木肌が美しい木材です。控えめな色彩の木目に斑(ふ)と呼ばれる点模様が全体に現れることも特徴の一つです。木のおもちゃやキッチンツールなど日用品に幅広く用いられています。
マットブラック(EC-1)は、ビーチ材のなめらかな木肌を生かし、均一に色づけられた美しい塗装です。木目は見えませんが木のやわらかい風合いがじんわりと伝わってくる仕上げです。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
木材産地:ヨーロッパ
マットホワイト(EA-1)は、ビーチ材のなめらかな木肌を生かし、均一に色づけられた美しい塗装です。木目は見えませんが木のやわらかい風合いがじんわりと伝わってくる仕上げです。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
ナチュラルホワイト(NL-0)は、ビーチ材の白い木肌の色をイメージした塗装です。材料の美しい色合いがそのまま現れるように仕上げています。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
ナチュラルホワイト(NJ-1)は、ビーチ材の白い木肌をイメージした塗装です。色も質感も木材そのままの風合いに仕上がります。オイル塗装は定期的なお手入れが必要ですが、経年変化やビーチの手触りを大切にしたい方におすすめの仕上げです。
ドングリがなる木として親しまれているオークは、温かみのある独特の風合いを持ち、古くから家具材としても好まれてきました。木材の切り出し方によって、力強いものや穏やかな木目など個性豊かな表情が現れます。虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の縞模様のような銀色の木目がでることも特徴の一つです。
ライトグレー(OG-0)は、オーク材の美しい木目や質感を残した仕上げです。艶をおさえたマットな風合いで、木の温かみを感じていただけます。他の素材やインテリアとも馴染みやすい落ち着いたカラーです。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
木材産地:ヨーロッパ、北米
ナチュラルブラック(NK-1)は、オーク材の美しい木目や質感を残した仕上げです。艶をおさえたマットな風合いで、木の温かみを感じていただけます。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
ナチュラルホワイト(NL-0)は、白い木肌の色をイメージした塗装です。ナチュラルクリア(C-0)に比べると少し薄い色で、オーク材の美しい色合いがそのまま表れるように仕上げています。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
ナチュラルクリア(C-0)は、艶をおさえた無色透明の塗装です。透明の塗料を木に染み込ませるとわずかに色が変化し、ナチュラルホワイト(NL-0)と比べると少し濃い色に仕上がります。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
ナチュラルクリア(NB-1)は、色のついていない植物性オイル塗料を使用した仕上げです。塗料を木に染み込ませるとわずかに色が変化し、同じオイル塗装ナチュラルホワイト(NJ-1)と比べると少し濃い色に仕上がります。オイル塗装は定期的なお手入れが必要ですが、経年変化やオークの手触りを大切にしたい方におすすめの仕上げです。
ナチュラルホワイト(NJ-1)は、植物性オイル塗料を使用し、オーク材の白い木肌をイメージした塗装です。同じオイル塗装のナチュラルクリア(NB-1)に比べると少し薄く仕上がり、色も質感も木材そのままの風合いが現れます。オイル塗装は定期的なお手入れが必要ですが、経年変化やオークの手触りを大切にしたい方におすすめの仕上げです。
深いブラウン色に濃淡のある縞模様が入った重厚感のある木材です。チーク・マホガニーとともに世界三大銘木に数えられるウォルナットは、その中でも計画的に管理・伐採されている持続可能な木材です。使い込むほどに深みを増していくことも魅力の一つです。
ナチュラルクリア(C-0)は、ウォルナット材に見られる濃淡のある色合いを生かし、色づけせずに仕上げています。白太(しらた)と呼ばれる他より白い部分も含まれることがあります。白太の有無と品質は無関係です。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
木材産地:北米
ナチュラルブラウン(CA-0)は、極端な色差がでないように白太(しらた)と呼ばれる白い部分を少し色づけした仕上げです。白太は必ず含まれるものではありませんが、色差が気になる方はこちらのナチュラルブラウン(CA-0)をお選びください。なお、白太の有無と品質は無関係です。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
ライトブラウン(WB-1)は、木部全体を薄く色づけした塗装です。ウォルナット材特有のブラウン色に深みが増し、より落ち着いた印象に仕上げています。塗装面はウレタン樹脂でコーティングされるため、汚れやキズがつきにくく日々のお手入れも簡単です。
グレーの色調で統一されたタイルやモルタル。抒情詩を意味する店名「Ode」には、フランス料理に日本の伝統や美意識を紡ぎ合わせ、ストーリー(詩)として表現するというオーナーシェフの想いが込められています。天井は日本家屋の軒下をイメージし、家具には日本でつくられた木製の椅子を使用することで、日本特有の美しさを表現すると同時に、相反する要素を紡ぎ合わせ一つのストーリー(詩)として仕立てるというOdeの世界観が体現されています。
自然光がたくさん入る窓と光が部屋全体に広がるように床、天井、建具すべてを白に仕上げられた空間は、そこに置かれる家具やラグ、カーテンの色や素材を引き立ててくれます。
ELLE DÉCOR(日本)/MODERN LIVING(日本)/商店建築(日本)/Casa BRUTUS(日本)/住宅特集(日本)/mono magazine(日本)/日本の美邸(日本)/pen(日本)/Begin(日本)/COMFORT(日本)/+81(日本)/Good Press(日本)/Real Kitchen(日本)/MONOCLE(UK)/Wallpaper*(UK)/ELLE DECORATION(Taiwan)/LaVie(中国)/ELLE DECORATION(中国)/domus(イタリア)/AZURE(カナダ)/FRAME(オランダ)
日本発の名作チェア HIROSHIMA アームチェア
目指したものは100年使っても飽きのこないデザインと堅牢さを兼ね備えた家具。
マルニ木工から世界に向けて発表する商品をMARUNI COLLECTION(マルニコレクション)と呼び、開発パートナーに世界的なプロダクトデザイナー深澤直人を迎え2008年「HIROSHIMA」を生み出しました。
124,300 円(税込)
購入
洗練されたインテリア
「デザイナーの要望が100%通ってしまうのではなく、そこに技術者の経験に基づく知識やアイディアなど押し返しがあって、はじめて練り上げられた商品になる」
私たちはこうした考えを共有し、まさに共創によって商品を生みだしています。特に「HIROSHIMA」シリーズは、木に対する日本的な美意識やそれを生活文化の中で生かしてきた技術を反映させ、無塗装に近い自然な木肌の仕上げを用いています。2009年のミラノサローネで展示した「HIROSHIMA」シリーズには多くの注目が集まり、現在では、イギリス、ドイツ、フランス、カナダ、アメリカを始め、世界30か国(2022年現在)において展開されるコレクションに成長しました。世界的なデザイン感覚と日本独自の木に対する美意識、そして精緻なモノ造りの技が融合したこのプロダクトは、マルニ木工にしか生み得ない「日本から世界へ発信する家具」であり、匠の技が生んだ美しさの結晶です。
「溶ける」背もたれ
「もう少しトカシて欲しい。」
深澤直人さんから発売前の試作品に対して言われた要望です。
HIROSHIMAアームチェアの一番象徴的な部分でもある、背もたれからアームにかけての接ぎの部分を指しておっしゃられました。この椅子は有機的な造形で2次元の図面上では確認できない曲線がたくさんあります。“トカス”とは、木の表情をより柔らかくする、面を磨き落とす、山の稜線のようにぼかすといったニュアンスを表現しています。原寸の試作品を見ながら一つ一つ最適な線がどこなのかを試行錯誤してHIROSHIMAアームチェアが出来上がりました。
良質なスタンダードを生み出すためには、かたちと共に、座り心地の良さ、強固な構造と扱いやすい軽さの両立、木の良さを生かした繊細な仕上げなどが必要だと考え、そこにこだわり抜いたHIROSHIMAアームチェアは見る、座る、触る全ての触覚に対して心地よさを提供します。
MARUNI COLLECTION
マルニ木工から世界に向けて発表する商品をMARUNI COLLECTION(マルニコレクション)と名付けました。
アートディレクターの深澤直人さんは「人間的な温もりがありながら、精緻で清浄なイメージがこのコレクションで目指すものです」と語ります。
世界で認められる名作へ
開発当時「HIROSHIMAという名前はどうだろう」と深澤直人さんより提案がありました。広島出身のマルニ木工にとって、ヒロシマという響きは単に生産地の名前というだけでなく、平和の象徴である一方で時に原爆の悲惨な情景を連想する言葉でもあり、簡単に賛成できるものではありませんでした。
そんな折、深澤直人さんから「HIROSHIMAという名前は平和の象徴として世界の多くの人が知っていて、一度聞くと忘れない。これからは地方の中小企業がダイレクトに世界へ発信し、積極的に繋がっていく時代になる。マルニ木工がこれから本格的に世界展開をしていく上で、とても相応しいネーミングだと思う。」と話してくださり、これに賛同する形でようやく「HIROSHIMA」という名を冠したプロダクトが発表になりました。
結果的にこのネーミングと商品のデザイン/コンセプトが世界で強烈なインパクトを与えることに成功し、発表から約10年。Apple新本社アップル・パークに数千脚納品したという話題もあわせて「HIROSHIMA」という名は一気に世界へ広まりました。
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安心の3年保証
マルニ木工の家具が根強い人気を保っているのは、やはり使うごとにその強さと使い易さを実感していただけるからでしょう。マルニ木工独自の品質保証制度を実施しているのも耐久性に自信があるからにほかなりません。
どうしてマルニ木工の家具が強く、使い易いのかをご説明するとまず素材管理。
厳選された素材を吟味することはもちろん、マルニ木工の厳しい基準をクリアしたものを使うことで加工後の高い精度、耐久性がお約束できるのです。そして商品は受注生産によって製造されます。お客様からのご注文をいただいてから組立加工をいたしますので、安心してお届けできます。(※一部製品は除く)
使い心地のため、デザイナーから提供されたデザインに90年以上脈々と受け継がれてきた木製家具の知識を取り込み設計しております。そして完成した商品はテストを受け、使い心地はもちろん耐久性の検討も合わせ行いさらに改善されていきます。
このようなプロセスを経ているからこそお客様の信頼をいただいているのです。
マルニ木工では良い家具を愛着をもってお使いいただくためにアフター保証を設けております。万一商品に関するトラブルなどがあっても当社は独自の品質保証制度を実施しておりますので安心です。
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